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自律神経失調症の原因

自律神経が乱れることで自律神経失調症や様々な症状になります。

自律神経は内臓の働き、体温、血圧、ホルモン、免疫などの恒常性を保つために必要なシステムを調節する役目をしています。ですから、その自律神経が乱れることでからだにいろいろな症状が出てきます。その症状を無視してずっと頑張り続けると、からだは更に悪くなり、戻ることがさらに難しくなります。寝たきり、突然死、過労死、脳卒中、情緒不安定、不定愁訴、ガン、膠原病など治りにくい病気になる可能性が高まります。

自律神経が乱れる原因は、単純ではなく複雑に絡み合っていることが多いのですが、そのうち大きな要因を占めているのが「ストレス」です。それだけでなくあらゆる病気の原因はストレスといえるかもしれません。ストレスは交感神経を緊張させ、アドレナリンを放出させます。アドレナリンが放出されることによって、その作用として、顆粒球と活性酸素の増加/脈拍の上昇/血流障害がおこります。

まずは、ストレスにはどのようなものがあるか分類していきたいと思います。

ストレスとは

私たちのからだには、からだの働きを一定に保とうとする恒常性というものがあります。 からだが冷えたら体温をあげようと震えたり、逆に体温が上がれば汗をかいてからだを冷やそうとします。 この恒常性を崩そうとする力をストレスといいます。このストレスに対応できる方はストレスとは感じませんし、対応できない方はストレスと感じてしまいます。

ストレスの分類

ストレスと聞くと大抵は精神的なほうのストレスを思い浮かべるでしょう。しかし、脳や体がストレスと感じるのは精神的ストレスの他にもいろいろとあるのです。そして、精神的ストレスも物理的ストレスもからだに対しての作用は同じということが言えます。

その1 精神的ストレス

仕事・家事・人間関係などの自分が苦手とする分野に対して、長時間その環境にいることで体が自然と拒否してしまい、精神的ストレスに陥ってしまいます。 基本的に精神的に好ましくなく、あなたが嫌だなぁと思っていることは精神的ストレスに入ります。

その2 構造的ストレス

姿勢が悪いこと、骨盤や背骨の歪みは脳にストレスを与えています。肩こりや腰痛をかかえ続けたままに仕事をしたり、ヒールの高い靴を履いて不適切な歩き方をし続けていたり、ずっと車を運転しているとストレスも大きく積み重なります。姿勢が悪いと、骨格のバランスでうまく身体を支えられないために、筋肉を緊張させてバランスを補おうとします。その慢性的な筋緊張があるために、休むべき時でも筋肉が緊張し続けることになり、休息と活動の自律神経の入れ替わりがうまくいかなくなってしまうのです。

また、慢性的な筋緊張そして筋緊張によるコリや痛みは大きなストレスになります。

その3 化学的ストレス

タバコ、栄養素の過剰や不足、薬、添加物、排気ガス、などからだに入ってくるものによるストレスです。 現代薬の多くは交感神経の緊張を促す作用があります。 体調が悪い人や病気にかかっている人は慢性的な交感神経緊張状態にあります。このような状態の人が薬を飲むとどうなるでしょうか。 からだが自分で治ろうとする力を失っていきます。 消炎鎮痛剤(頭痛薬、湿布、塗り薬なども含みます) ステロイド剤 この二つは特に体にストレスになります。慢性的な症状に悩んでいる場合は、お医者さんに相談して、痛み止めをやめるようにしましょう。

その4 湿度・温度のストレス

暑すぎたり、寒すぎたり、ジメジメしたりするとそれだけでストレスになります。また、気圧や気圧の変化もストレスになります。

ストレス=精神的ストレスだけではない

ストレスを大きく4つに分類しましたが、精神的ストレスがあまり無くても、他の3つのストレスが積み重なると自律神経失調症になることもあるのです。 例えば、他の3つのストレスを合わせて85だとしましょう。(姿勢が悪いまま仕事に従事し、暴飲暴食してタバコを吸い、そしてたまたまその時期が暑い日々で会社では空調の効き過ぎで合わせて85のストレスとします)そこに職場での人間関係などでの精神的ストレスが15プラスされ、100に達して、自律神経のバランスが崩れたとします。このとき「ストレス=精神的ストレス」と思って、精神的ストレスのケアだけをするよりは、他の3つも同時に解決していったほうが改善しやすいのです。