自律神経の治療に使われるお薬とは?
自律神経失調症は「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れる事で生じる疾患です。緊張する必要のない場面で交感神経が活性化してしまうと焦り・動悸・発汗・不眠などの症状が出てしまいます。覚醒レベルを上げて活動しなければいけない場面で副交感神経が活性化してしまうとだるさ・眠気・意欲低下などが出てくるのです。 しかし自律神経失調症に用いられているお薬は、自律神経に直接作用しているわけではありません。 自律神経失調症の治療薬として使われているお薬というのは本来は別の疾患の治療薬として用いられているものば...