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寝違え・首こり

繰り返す寝違えでお悩みではありませんか?

○ 朝起きようとしたら首が痛くて身体をスムーズに動かせない

○ 首の痛みが気になって何もする気になれない・集中できない

○ すぐに横や後ろを振り向けずイライラしてしまう

○ 洗顔や食事の準備が思うようにできず、時間がかかってしまう

○ 車の運転で左右の確認がしにくく運転に慎重になりすぎてしまう

朝、目覚めた時に首|肩|背中に痛みを感じ、思うように首が動かせなくなる「寝違え」。仕事や家事に影響するのはもちろん、再びその日の夜に寝床に入っても痛みで思うように眠れず寝不足になってしまいます。

このように首の痛みで辛い日々が続く寝違えは一度は経験したという人も多いのではないでしょうか。

寝違えを起こしてしまう原因や、寝違えてしまった際の正しい対処法をご紹介します。

寝違えとは

寝違えは医学的に「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」といわれる症状のことを指します。

寝違えは、寝ているときに無理な姿勢になることで首に負担がかかり、首の筋肉に「筋肉痛」のような症状が起こります。この場合、首を動かそうとすると痛みがあります。程度の差によって痛みは異なりますが、ひどい場合は身体も動かせないほどになります。

通常であれば左右それぞれ90度ほど首を回すことができますが、寝違えた場合に可動域が狭くなり、首を少し動かすだけで痛みを生じる場合もあります。無理に動かそうとすると激痛を伴い、無意識に身体ごと回して振り向くような状態になってしまうこともあります。

他に、上下に首を振れない|肩が上がらない|強い疲労感などの症状も伴います。発症してから1~3日間が最もひどく、徐々に痛みが減り1週間ほどで気にならない程度まで症状は落ち着きます。

しかし、寝違えが重症化すると1週間以上強い痛みが出て慢性化してしまうこともあります。

寝違えにより首まわりの神経がダメージを受けると、肩・腕・指などに痛みやしびれが出ることがあり、背中にも炎症が波及することもあります。

寝違えのメカニズム

何らかの原因で首の筋肉が緊張を起こして硬くなり、血管が収縮することで血行不良と酸欠状態を起こしてしまい、炎症となって痛みを伴うと考えられています。

寝ているときに首や肩の筋肉に負荷がかかった状態で長時間寝たときなどは要注意です。

通常であれば、寝ているときに体勢が苦しくなった場合でも自然と寝返りを打って首に負担がかからない体勢に戻すことができます。しかし、過労|寝具|ストレス|睡眠時の環境が原因で寝返りが思うように打てずに無理な体勢が長時間続いてしまうと首まわりに負担がかかり続け靭帯や筋肉を傷めてしまうのです。

またうつぶせの状態で寝ることも、避けたほうがよいとされています。

寝違えの原因

これにはいくつか要素があると考えられています。必ずしも首周辺に原因があるわけではないのです。

首の関節や筋肉に負担のかかる状態が続いている

おおもとの原因は筋肉の凝りにあるので、ここでは筋肉の凝りが起こる原因を説明します。 

血行不良

筋肉の疲労によって筋繊維の間を走る毛細血管が圧迫を受け、血流が阻害されることで血行不良が起こります。長時間にわたって筋肉に負担がかかり血行不良が続くと筋肉に疲労物質が溜り凝りにつながります。これが寝違えのリスクを高めます。 

不良姿勢

姿勢の悪い人は、首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、寝違えの原因となる筋肉の凝りを引き起こしやすくなります。 僧帽筋(そうぼうきん:背中の大きな筋肉)や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん:首筋にある筋肉)などの筋肉は体重の約1割もの重さの頭部を支えています。姿勢が悪い人は頭を支える筋肉に常に負担がかかっている状態になるため、筋肉が凝りやすくなります。

強い精神的ストレスを受けている

日常的にストレスを感じている人は首を痛めやすいといわれています。これは、僧帽筋と胸鎖乳突筋が脳の神経につながっていることが原因です。脳がストレスを感じることにより、脳の影響を受けやすいこれらの筋肉もストレスの影響を受けて、筋肉がこわばり、凝りにつながると考えられます。 

内臓の不調がある

内臓の疲れや痛みのため、睡眠姿勢が偏ったり、寝返りが少なくなったりして寝違えてしまうということが起こります。

右側を向くのがつらい寝違えの原因は「肝臓疲れ」「胆のう疲れ」

背骨と肩甲骨をつなぐ菱形筋(りょうけいきん)という筋肉は、肝臓が疲れると硬く縮みやすくなります。 菱形筋が縮むことで右側の背筋が引っ張られ、首は右側を向きづらく左側に向きやすい状態になります。 すると朝まで左ばかりを向いて寝続けた結果、首の右側の筋肉がこり固まってしまい、寝違えを起こしやすくなるのです。

また、体の右側には胆のうという臓器があり、肝臓から流れてきた脂質の消化・吸収を助け、老廃物の排出を促す働きがあります。そのため、脂質の多い料理を食べすぎてしまうと胆のう疲れが起こり、同様に寝違えを起こしやすくなるのです。

左側を向くのがつらい寝違えの原因は「胃・膵臓疲れ」

体の左寄りには、胃やすい臓といった臓器があります。すい臓は、糖分の血中濃度を調整する働きを持つ臓器であり、食べたものの消化を促す働きも担います。そのため、炭水化物や甘いものの食べすぎで胃やすい臓に負担がかかっていると、左側を向くのがつらい寝違えを起こしやすくなるのです。

慢性的な肩こり

慢性的な肩こりの方も首に負担がかかりやすくなるため、同様に寝違えのリスクが高まります。